2008年06月05日
ベトナム株式市場は底値圏内
HSBCは5月のレポートの中で、ベトナム証券市場は底に来ており、
VN−INDEXは500ポイントで下げ止まると発表していた。
しかし、5月は、システムエラーによる3日間の休場を除いて
ホーチミン市場は立て続けにストップ安。
VN-INDEXは年初から55%下落し、2007年3月の最高値からは
65%下落したことになる。
5月は海外投資家が買い増ししているのに対し、国内投資家は
金や金利の高い銀行の預金を選択している。
HSBCの専門家は、ベトナム株式市場の下落の背景には、国内
投資家が損切りのために売りを出していることもあるとしている。
HSBCはレポートの中で、ベトナム株式市場の各銘柄の株価は
魅力的だとしている。ホーチミン市場の各銘柄のPERは11倍。
今年と来年のEPSが10%(前回のHSBCのレポートでは20%と予想)
上昇すると仮定すると、12ヵ月後のPERは10.5倍となる。
これはベトナム証券市場のまだ浅い歴史の中で最も低い水準となる。
総合的に見ると、ベトナム市場に対するHSBCの観点は、長期的には
依然として楽観的である。しかし、厳しい時期はしばらく続く。
レポートでは、ベトナム証券市場に投資している投資家は、現時点では
売るべきではないとしており、一方、これから市場に参加する投資家は、
更に株価が下落するまで待つ方が良いとしている。
